らむ姉さん

 

 

  2011,11,28  晴れ

 

 

 

 

 

 らむ姉さんが病気になってしまった

 

 もうどうにもならない病気

 

 手術をしてみつかった事実

 

 

 その日両親はないていたけど

 

 あたしは泣けなかったし泣かなかった

 

 らむ姉さんに伝わるのがいやだったんだ

 

 

 

 

 おじいちゃんをおもいだす

 

 小2の夏におじいちゃんはなくなった

 

 覚えてるのは

 

 病室にたくさんの人とチューブ

 

 おじいちゃんの黄色い手

 

 

 「手をにぎって声をかけてあげて」といわれたのに

 

 あたしはできなかった

 

 こわかったんだ

 

 やさしくほほえむ顔や

 

 あったかくて分厚い手が

 

 まったくちがうものになっていたことが

 

 わかっててもこわくてできなかったんだ

 

 

 

 

 そのときのことをいまでも悔やんでいる

 

 おじいちゃんはまだいきてたのに

 

 もしかしたらあたしだってきづいてたかもしれないのに

 

 できなかったことが。

 

 

 

 

 だからあたしはなかないしなけない

 

 残りを哀れんでいるなんていやだ

 

 あたしだったら楽しくいきたい

 

 らむ姉さんともいつもと同じに暮らすんだ

 

 

 

 

 らむ姉さんは赤が一番似合う犬

 

 今年のクリスマス

 

 らむ姉さんの9歳の誕生日には

 

 赤い洋服を買ってあげるんだ

 

 サンタも脱帽するほど

 

 きっと似合うとおもうんだ